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イギリスの風

イギリスの風

Windsurf trip ~世界の海から(1)~

◎ Lanzarote ランザロテ (2004年8月12日~18日)

Costa Teguise



*場所: カナリー諸島(スペイン領)の東端の島
*ゲレンデ: COSTA TEGUISE
*レンタルショップ: 3軒

『SPORT-AWAY』 ・ AHD、Big、Neil etc.(あんまりフレンドリーじゃ無さそう。)

『UCPA』 ・ Mistral、Naish(フランスのスポーツ推薦組織でパッケージツアーの人が多く利用してるようでした。)

『Windsurf Paradise』 ・ F2、JP、Neil (私たちがお世話になりました。) http://www.windsurflanzarote.com/  

*レスキュー体制: ばっちり
*スクール: みっちりきっちり教えてくれる。ただしスペイン語、ドイツ語、フランス語、英語である。
*コンディション: ポートのCross~Cross on、Insideガスティー、この時期でも風上の沖ではSwellが入りWaveコンディションになることもあるらしい。

*個人的満足度: 2.5/5点

まずはじめに一言 「 吹きませんでした。」
8月は通常70%の確立で吹くって言ってたじゃない!ガッカリ…
それでもとりあえず今回のわたしたちの旅をご紹介!

インターネットで安いパッケージツアーをいつものように探し、今回はThomas Cookで予約。
夏休み期間中ということでちょっぴりお高めの400ポンド/人(航空券+ホテル+現地送迎)。
London Gatwick空港 からLanzarote 空港へ。待っていた送迎バスに乗り込みホテルへ。

バスには他のツアー客が居るのかと思いきや私たち二人だけ。。。今日到着のほかの客はどうやらタクシーで向かった模様。バス到着が待ちきれない早まったイギリス人。ドライバーさんとの3人きりの20分程のドライブがはじまる。英語での会話を試みたがドライバーさんに英語通じず断念。Kimiとの日本語での興奮の会話が始まる。
「ここもFuertventura と同じで荒野って感じだね!」-私
「そうだね。きっと同じように風も強いんだよ。」-Kimi
「6日間乗り続けたらまた手がまめだらけになちゃうよ~!毎日筋肉痛もひどいんだろうな~。マッサージしてね、マーサージ!また昼抜きで乗るんでしょ?痩せるかな~?」-私
「どうせ夜バカ食いして飲んだくれるんでしょ?痩せないよ。」-Kimi
「…そうだね。」-私
そうこうしてるとホテルに到着!予約の時宿泊先の写真が無かったからちょっと心配だったけど問題なし、上等上等!。部屋数約35位のこじんまりとした小さなセルフケータリングのホテル。小さいプールもある。
いつものように周りの人に「こんな所にアジア人がいるぞ。」と不思議な目を向けられながら、部屋に荷物を下ろしてさっそくビーチへ直行。
ビーチまでは歩いて15分位。メインのレストラン街を抜けると青く輝く海が見える。白壁の箱のような家がビーチ沿いに並び、レストランのテラスで太陽を浴びながら食事をする人。
あーやっぱりヨーロッパのリゾートって違うな~って感じ。とってもリッチな気分を味わえる
。たとえチープなツアーで来ていても、ビーチやレストランに行けばそれは誰にもわかりゃしない。

前もって予約しておいたWindsurf Paradiseへ。
カウンターには真っ黒に日焼けしたドレッドヘアーのガタイのいいちょっぴり怖そうな人がお客さんと話してる。
スペイン語だ!
次は私たちの番だ。いつものように私はKimiの後ろにちょっと隠れ、Kimiが話し出すのを待つ。
「 Hola ! (オラ!)」 元気よくスペイン語で挨拶。もちろんスペイン語は話せないからその後は英語。
予約は6日間で明日からの予定だから今日は2時間だけ貸してもらう。あんまり吹いてないけど様子を見る為に出る事にした。
道具はすべて最新モデル。ハーネスラインはブームによって違い、調整できないのでその場で長さをリクエストした方が良い。
ビーチまでは道具をかついで50m位尖った小石の上を歩く。ボードとセイルは別々に運ばなければいけないので2往復。絶対ブーツかビーサン必要(足の裏の皮がゾウのような人は不要)。
他のサーフセンターは出廷区域からすご~く離れてる為200~300m 日光浴をしてる人たちの間をぬって道具を運ばなければならない。 道具のチェンジも一苦労なことだろう。
しかし苦労はするがすばらしい特典がある!
多くのトップレス美女を横目に目の保養をしながら運べばそんな苦労も吹っ飛ぶに違いない。あ~ヤダヤダ男って!女の私にはなんの利点もない。

出廷場所のすぐ左手には防波堤が50m位平行してて、更にその風上には高層ではないけれどホテルが建っているため”スゴク”ガスティー。防波堤内は初心者やスクールの人も多いのでちょっと出にくい。沖に出れば問題はない。きっと吹いたら楽しいんだろうなぁ~という感じ。
結局7日間でプレーニング出来たのは2日間、それもセイルサイズ6.台でWave ボードの登場はなかった。
残りの5日間は何となくプレーニングする日もあったが、ほとんどFreestyleのまねごとをして遊んだり、190Lボーで二人乗りとかして遊んだ

お店の人もみんないい人たちばかり。みんな3カ国ごも4ヶ国語も話せるすごい人たち。
ドレッドのちょっと怖そうなマネージャーだってホントは怖くなくて、親切だったし、ビーチで監視をしていたおねーさん(またまたドレッド)だっていっつも話しかけてくれたし、店の人のパシリになってた少年マルコはちょっと恥かしがり屋だけど、片言の英語で大人になったら日本に行きたいとまで言ってくれた。
風は吹かなくてもこういう人たちとの出会いも楽しい思い出のひとつ。

あんまり吹かなかったせいで「是非、みなさんも行って見て!」ってお薦め出来ないのが残念ですが、吹けばきっと楽しい所なんだと思う。
私たちは二度と行かないけれど。
やっぱりインサイドがガスティーな上に出廷区域が非常に狭く、海水浴客も避けなければならないのは快適ではないし、沖で下ってしまったら戻ってくるのは至難の業。常に下らないように心がけてなければならないので結構なプレッシャーです。

余談ですが、もちろん手にまめの出来る事はなく、夜のバカ食いと飲んだ暮れの7日間で痩せる訳もなく帰国と相成りました。
私たちの居ない間、イギリスHaylingでは毎日のように強風が吹き続いていたそうです。
う~ん、Typical !


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